2018-01-01から1年間の記事一覧
「待ってくだせぇ!姉御ぉぉ!!」 突如駆け寄って来た二人組の男。 彼等は敵なのか、それとも味方なのか。 美沙子「誰だ、お前ら?!」 「っ...ゼェ.....ゼェ....オレ達は...ギンジと...。」 「コータローと言います...ハァ....ハァ...。」 美沙子「そうな…
美沙子達の元へ向かう玲子と峯子。 すぐに合流出来るのであろうか。 玲子「まぁそんな遠くにはいないだろ。割と感じる。すぐに会えるさ」 峯子「そうみたいですね。早く向かいましょう。」 玲子「しっかし、ドイツもコイツもシケた顔(ツラ)して歩いてんな、…
とある酒場にて。 美沙子「見つかんねぇ...大半が手先かビビりながら生活してる状態、キリがないなぁ...。 美佐子「そうですね...。どうしましょうか...。」 竜一「戦魂読めねぇのか?」 美沙子「ずっと読んではいるんだけど、弱すぎて辿るのが難しいよ。今…
結局酒場で発見したマサの手先からは居場所を突き止められなかった一行。 果たして宿敵はどこにいるのだろうか。 美沙子「アイツ、どこにいるんだ...。 絶対捕まえてブッ飛ばしてやる...!!」 竜一「まっ、そう簡単には見つからねぇだろうよ。こっちが戦魂…
"ピリリリリッ!ピリリリリッ!" 「はい、こちらは海上保安庁本部大将、桐谷赤砂(きりたにあかさ)でございます。ご用件は何でしょうか。」 玲子「......。あのな、お前いい加減その機械の留守電アナウンスみたいな喋り方やめろ。」 赤砂「何じゃ、お主か。わ…
時間を止めると言って店を後にした玲子。 どうやらこの中にイレギュラーが紛れているらしい。 美沙子「何だこれ....。店の中だけがキレイに凍ってる....。アイツにも精霊が付いてるのか?!」 サラマンダー「いんや、これはきっとパンドラフルーツかベジタブ…
突如酒場に現れた謎の女。 果たして彼女は敵なのか、味方なのか...。 美沙子「ただの客って...。 アンタ、尋常じゃないよ、戦魂。 何者だ?」 女の眉が少し動いた。 女「へぇ、お嬢さん見えるんだ。じゃあお嬢さんも"一般人"って感じじゃあなさそうだねぇ。…
強敵マサをぶっ飛ばすと酒場で叫んだ美沙子。 引いている酒場の者達。 どうやらこの酒場には手下の様な人間はいないようだった。 だが酒場の者達は美沙子を引いた目で見ながらヒソヒソと話をしている。 美沙子「ったく、どいつもこいつも...文句があるなら直…
ヒッチハイクをしていた喋るカワウソを車に乗せて出発する事になった一行。 仲間を一人増やして宇和島へ向かうのでった。 美沙子「所でカワウソよ、お前は名前はなんて言うんだ?」 カワウソ「ん? 名前なんて無いさ。みんなカワウソよ。」 美沙子「名前無い…
飲食店で出会った賞金首"マサ"を追い宇和島へ向かう美沙子一向。 店を出た所で取り巻きに囲まれ竜一達を先に行かせた美沙子。 だが、敵をすぐさま一掃し竜一達の元へ向かうのであった。 数十分歩いた所で竜一達の姿がかすかに見えた。 美沙子「(あっ、いたい…
「すぐに出発するぞ!」 宇和島へ向かう事になった一行。 足早に店を出た。 店を出ると軽く20人はいるであろうキナ臭い男達が待ち構えていた。 「あの女か。 マサさんに楯突いたってバカは(笑)」 美沙子。「何だテメェら? そこをどけ!!」 「誰がどくかよ…
「しかしよ愛子、何でハンターになんかなったんだ? いつ死ぬかもわかんないのに。」 美沙子は愛子にこう投げかけた。 愛子「まぁ、その...なんだ...ウチ貧乏だからさ! だから報酬の大半は親の所に振り込んでる。」 美沙子「親孝行な奴なんだな、愛子は(ち…
そこには一人の少女が立っていた。 竜一「テメェ、人の獲物獲るんじゃねぇよ!大体こんな所で何やってやがんだこのガキ!」 少女「何って、近くでデカい戦魂を感じたがら来てみただけさ」 美沙子「おい、愛子か? だよな?! 愛子じゃねぇか!!」 美沙子は…
ひとまず鍛錬を終え歩く美沙子一行。 その時、美沙子の歩みが止まった。 美沙子「何かくる。イレギュラーかな?」 竜一「あっ?どこだよ?」 美沙子「こっちに近付いてきてる。」 サラマンダー「後ろだ!!」 数匹の何かが美沙子一行に襲いかかってきた。 サ…
名前:野口竜一(のぐちりゅういち) 出身:神奈川県横浜市 生年月日:2004年2月22日(30才) 身長:182cm 体重:62kg 血液型:B型(+) 出身校:不明 性格:群れる事を嫌い孤高を貫く。口が悪い。静かな場所を好む。酒豪。遊び人。 特技:剣術、ビットナイフ。 好きな食べ…
サラマンダーと共に戦魂を鍛える事を決めた美沙子。 竜一と出会った森に一度戻って来たのであった。 美沙子「戻ってきたー! よし、さっさと始めようぜ! 善は急げだ」 サラマンダー「まぁそう慌てるな。そうそう簡単に操れるようになる物でもない。 今数時…
「所でさ、イレギュラーって一体何なの?」 美沙子は二人に問いかけた。 竜一「イレギュラーってのはよ、警察何かじゃ手に追えねぇような凶悪犯、妖怪や化け物とかの総称よ。」 美沙子「ふうん...そうなんだ...。 で、その妖怪とか化け物とかって、"無"から…
無事イレギュラーとの戦闘を終え、帰路に着く美沙子一行。 気付けばもう夜であった。 竜一「よし、お前の初の討伐依頼成功を祝して、飲みに行くぞ!!」 美沙子「それってただ、それにかこ付けて飲みたいだけだろぅ...」 竜一「あっ?何か言ったか?」 美沙…
サラマンダーと共に祠を出た美沙子一行。その時突然、リュウの電話が鳴った。 竜一「あぁっ? なんだ?」 管制官「本部より入電です。徳島市内にてイレギュラー発生。出撃要請が出ました。出れますでしょうか?」 竜一「了解。 討伐レベルは?」 管制官「46…
美沙子「何これ?! 眩しい!!」 数秒で光は収まった。 美沙子「消えた...。 何もなくない? やっぱりデマだったんじゃないの?」 竜一「何も起こらねぇな。 ちっ!ガセかよ畜生!」 リュウは壁を殴った。 「..........。」 美沙子「ん?今何か聞こえなかっ…
-前回までのあらすじ- 日本一強い女の子になる為旅に出た主人公、三浦美沙子。 初めに行った森の中で出会った男、野口竜一からイレギュラーハンターという物の存在を知らされ、候補生となったのであった。 美沙子「所でリュウ、試験て年に一回だけなの?」 …
名前:三浦美沙子(みうらみさこ) 出身:徳島県徳島市 生年月日:2013年7月11日(22才) 身長:178cm 体重:53kg 血液型:B型(+) 出身校:徳島文学舎大学文学部外国語学科英語専攻(国立大学) 性格:真面目で頑固、情に熱く涙もろい。負けず嫌い。何でも一番にならない…
かくして、旅に出発した美沙子であったが、行くあてなどある訳もなく、とりあえず歩いていた。 美沙子「ん~、旅してくるとは言ったものの、どこ行こう...。 まぁ、とりあえず貯金も350万あるし、どうにかなるっしょ! とりあえず小松島まで出て海に出よう。…
「ねぇ、アタシ、日本一強い女の子になりたいから旅に出たいんだ!! だから就職はしない!」 そう言ったのはこの物語の主人公、三浦美沙子(みうらみさこ)。 徳島県徳島市生まれの至って普通の家庭で育った女の子である。 この物語は、主人公美沙子とこれか…