Ep.1-11 -再会の宴-
「しかしよ愛子、何でハンターになんかなったんだ? いつ死ぬかもわかんないのに。」
美沙子は愛子にこう投げかけた。
愛子「まぁ、その...なんだ...ウチ貧乏だからさ!😅 だから報酬の大半は親の所に振り込んでる。」
美沙子「親孝行な奴なんだな、愛子は😄(ちょっと見直した。)」
愛子「アンタは何でハンターなんて目指してるの? アンタこそ家も普通で、何でも出来るじゃん。」
美沙子「日本一強くなりてんだ😊 空手では一等獲ったけど、それって飽くまでも空手家の中での話だろ? そうじゃない、ありとあらゆる中で一番になるんだ! それが本当の一番だ😊 それで家飛び出してきた。 かなり反対されたけどな(苦笑)」
愛子「そりゃするわな(笑) それで、途中でリュウに出会ったと...。」
美沙子「そういうことだ😊」
竜一「会わせてねぇよ。 本部行く用ねぇからな。 行きたくもねぇあんなトコ。」
愛子「そっか。 まぁ、どうせ嫌でも会う事になるからな😅」
竜一「けっ! ジジイが。 あんな60代どこにいんだよ。」
(ピリリリリリリッッッッ!!)
愛子の電話が鳴った。
愛子「あっ、本庁からだ。 市内にイレギュラー発生。 美沙子達ごめん! またどっかで会おう!😊 じゃあまたな! 頑張れよ!😊」
愛子はそう言い残して席を立って走り去って行った。
美沙子「おう! 愛子もな! またどっかで! ........ってアイツ! 飯の金置いてけ!!www😠」
竜一「で、どうすんだよ?これから。」
美沙子「どうしよっか😅 鍛錬の続きやるか...。」
(ガシャアァァァァンン!!)
「オイ、待ってくれ..後生だ..!! うわあぁぁぁぁ......!!!)」
「黙れ...。」
「止めてくれえぇぇぇぇぇ.....!!!」
(スパンッッッッッ!!!)
(ぶしゅうぅぅぅぅぅぅ.....。)
当たりは騒然とした....。
美沙子がいの一番に話かけた。 男のようだ。
美沙子「ねぇアンタ、ハンターか?」
男「........誰だ貴様は?」
美沙子「アタシは美沙子、三浦美沙子。アンタは?」
男「貴様に答える必要はない....。そしてオレはハンターではない。」
美沙子「ハンターじゃない...じゃあ気遣いは無用だな...テメェ、何でソイツ斬った?」
男「飯の邪魔をしたからだ。 五月蝿い虫けらが嫌いなもんでな...。
美沙子「ハンターでも無い奴が、ただそれだけの理由で人斬りかよ。」
男「そうだ。 それ以外理由などない。 お前はハンターなのか....?」
美沙子「あぁそうだ!(違うけどまぁいいや...。) だからアタシはお前を見逃すワケにいかねぇ...。 表出ろ!!!」
男「ははははっ(笑) 小娘、威勢だけは認めてやる...。だが今貴様に言われてノコノコと表に出る気はない。 高知県宇和島、そこがオレのシマだ。 やりてんなら宇和島へこい....。」
男はそう言うと店を出て行った。
(ダンッッッッッッッッ!!!!)
美沙子は壁を殴った。
美沙子「ふざけやがって...!! リュウ、ちびみさ! 宇和島に向かうぞ!!!」
竜一「おぅよ! 剣には剣よ! 任せとけ!!」
美佐子「ば、ばぃ...涙(はっ、はい...)」
かくして、宇和島へ向かう事となった美沙子一行。 一体どんな試練が待ち受けているのか? そして、謎の男の正体とは....。