Ep.1-9 -流れを読む者。-

ひとまず鍛錬を終え歩く美沙子一行。 その時、美沙子の歩みが止まった。

 

美沙子「何かくる。イレギュラーかな?」

 竜一「あっ?どこだよ?」

美沙子「こっちに近付いてきてる。」

 サラマンダー「後ろだ!!」

 

 

数匹の何かが美沙子一行に襲いかかってきた。

 

サラマンダー「リトルアーリマンだ! 低級の悪魔よ(笑) こんな奴らならすぐに片付く。 やるぞ!」

 竜一「っしゃっ、ちったぁ小遣い稼ぎになりそうだ。やるぞ!」

 美佐子「わあぁぁぁ(T_T) だずげでえぇぇぇ...!!」

美沙子「よぉし、早速戦魂使って戦ってみるか。 オラアァァァァ!」

 

一斉に飛びかかる一行。 三匹いたうちの二匹を倒し、残り一匹になった所だった。

リトルアーリマンが超音波のような物を出した。

 

美沙子「うっわっ! 何だこの音! 耳が千切れる!😭」

 

すぐに音は鳴り止み、アーリマンの動きが止まった。

 

美沙子「何だアイツ、向かってこないぞ。 観念したのか?」

 

(ガサガサ。ガサガサ....。)

 

「?!」

 

またリトルアーリマンが出てきた。 今度は合計で五匹になってしまった。

 

サラマンダー「そうか、コイツらは群れで行動してたな。 多分だが、周りに山ほどいるぞ...。 こんな戦い方ではキリがない。 まとめてやれんのか?!」

 美沙子「まとめてって...出てこないと攻撃できないよ!😭」

竜一「おいおい、このままコイツらのエサにされるのはゴメンだぜ(笑)」

 

その時だった。

 

「ヴォルケイノ.....ストライク.....!!!」

 

空から幾つもの火の玉が降ってきた。 

 

美沙子「わあぁぁぁ!!何じゃありゃあぁああ?! あんなの当たったら死ぬぞおぉおおお!!(T_T) 避けるぞ!!」

 

(ボゴオォォォォン!!!)

 

当たり一面が火の海と化した。 どうやらアーリマンの群は一掃出来たようだった。

そしてどこからか声がした。

 

「おいリュウ! 何こんな奴らに手こずってんだよ!(笑)」

竜一「お前....!」

 

そこには一人の少女が立っていた。彼女の正体は一体何者なのか? 敵か味方か...。

 

To be continued...